買取ノウハウ

フィギュアの色褪せ・変色を防ぐには?自力で修復はできる?

飾ったフィギュアを眺めていたら「あれ?何かフィギュアの色が薄くなっていないか?」と感じたことはないでしょうか。実はそれ、気のせいなどではありません!フィギュアは様々な要因により色褪せや変色が起こるものなのです。

大切なフィギュアがいつの間にか色が変わってしまっていていたらとても悲しいですよね。フィギュアに限らずどんな物でも必ず劣化していきますが、可能な限り良い状態で保存しておきたいものです。

また、フィギュアを買取に出す場合、色褪せや変色があると査定額がガクッと落ちます。そこでこの記事では、フィギュアの色褪せ・変色を防ぐ方法や修復についてご紹介していきます。

なぜフィギュアは色褪せや変色をしてしまうのか

フィギュアの色褪せや変色を防ぐためにも、まずどうしてフィギュアの色が変わってしまうのかを理解しておきましょう。フィギュアの変色する原因としてはおおまかに以下のものが考えられます。

直射日光による色褪せ

フィギュアの色褪せの原因と言えば直射日光がまず第一に挙げれらるほど、直射日光による色褪せはフィギュアの変色あるあるですね。直射日光、つまり太陽からの光には「紫外線」と言う人間の目には見ることのできない光が放出されています。

紫外線を含む太陽光は人間の体内時計を整えたり、体内でビタミンを作ったりと人間には欠かせないものです。しかし強すぎる紫外線を大量に浴びると皮膚ガンの原因となったりして人体に悪影響を及ぼすように、紫外線はフィギュアの塗装を色落ちさせる原因にもなります。

電灯の光による色褪せ

太陽光である直射日光によってフィギュアは変色してしまうとお伝えした通りですが、電灯の光でもフィギュアは色落ちすることがあります。実は私たちが普段使っている電灯の光からも紫外線が出ていることはご存知でしょうか。

電灯の光は直射日光と比べると紫外線の量は少ないのですが、塵も積もれば山となるようにじわりじわりと長時間光を当てていると変色してしまいます。私たちが普段利用する電灯の種類としては蛍光灯とLEDが多いでしょう。蛍光灯とLEDでは、蛍光灯の方が放出される紫外線の量が多いので注意してください。

近年では技術の進歩によりLEDが増えてきましたが、LEDも蛍光灯よりは少ないとは言え紫外線を放出するので過信し過ぎないようにしましょう。

タバコを吸う人はヤニにも気を付けて

タバコから出る煙に含まれるタールやニコチンなどの有害物質、それらを総じてヤニと呼びます。タバコを吸う方ならご存知の方も多いでしょうが、タバコの煙が付着するとその付着した部分が黄色く変色してしまいます。

また、タバコの煙はフィギュアを変色させるだけでなく、タバコの匂いが強烈に移ってフィギュア自体が非常にタバコ臭くなります。タバコを普段から吸う人や家族に喫煙者がいる場合は充分に注意しましょう。

手垢やホコリによる変色

素手でベタベタと触ったり、ホコリが積もったまま放置してしまうとそれが原因で変色してしまいます。フィギュアを頻繁に触ったりケースなどに入れないで飾っている場合は、そうでない場合と比べて劣化のスピードが著しいので小まめなメンテナンスを心掛けるようにしてくださいね。

乾燥や温度、湿度にも要注意!

フィギュアは弱点が多く、保管しておく環境によって状態が大きく左右されます。紫外線を含む光に弱いことに加え、乾燥と温度、更には湿度もフィギュアを劣化させる要因となるのです。

乾燥した状態はフィギュアにとってよろしくありません。色落ちの原因になりますし、フィギュアそのものが劣化しやすくなってボロボロになってしまうことだってあります。

逆に湿度が高すぎてもダメで、湿気が多いとカビが生えることもあるので特に梅雨時期などは気を付けるようにしましょう。

最も恐ろしいのが温度管理についてです。夏場の熱い室内や冬場のヒーターや暖房はフィギュアの大敵です。高温になると塗装が劣化しやすく色落ちの原因にもなるのですが、何より熱でフィギュアが変形してしまう危険もあります。

実は危ない、箱から出さずに未開封にしたままの状態

フィギュアは開封済みのものより未開封のものの方が価値が高く、売る時も高値で売りやすいですよね。それに箱に入れたままにしておけばフィギュアが汚れる可能性をグッと減らせることが出来て安全に保管できます。

しかし箱の中に入れっぱなしというのは実はあまり良くないこともあるのです。

フィギュアは長い期間空気に触れない密閉状態のままでいると、変色してしまうことがあります。梱包のビニールなどが貼りついてしまい色移りする可能性があるので、ずっと箱の中に入れておけば安心!という訳ではないことを念頭に置いて保管しましょう。

色褪せや変色したフィギュアは買取価格が低くなる

フィギュアが変色したり色褪せしてしまうと見た目が悪くなって鑑賞して楽しみににくなってしまいますが、悪いことはそれだけではありません。もしあなたがそのフィギュアを手放したいと思って買取に出した時に、減額されて買取金額が安くなってしまうのです。

フィギュアはコレクション性が高いもので、その用途は集めたり飾って眺めたりするものです。色褪せや変色で見た目が損なわれている場合は大きな減額も免れません。

どれぐらい減額されてしまうかは色落ちが発生している部位や色が変わってしまっている場所の大きさ、そして変色の度合いによって変わってきます。

もし変色や色落ちしてしまっている部分がフィギュアの足の裏などの見えにくい部分であまり色も変わっていないようでしたら、数百円程度の値引きで済むでしょう。しかし、正面や顔などの目に付きやすい部位だったり全体的に色落ちしていたりすると、半額以上の値段にされてしまうことも珍しくありません。

あまりにも色の劣化が激しい場合は買取自体を断られてしまうことがあるので、たかが変色だと油断しないようにしましょう。

フィギュアの色褪せや変色を防ぐ方法

フィギュアにとって塗装された色が変わってしまうのは価値が落ちてしまうことで、見た目を損なう以上に大きなマイナスがあるとご理解いただけたことかと思います。これから先はフィギュアを色褪せや変色から守るためにどのような対策をしていけば良いかご紹介していきます。

大切なフィギュアを出来るだけ長く良い状態で保つためにも、出来る範囲で色褪せ対策をしてください。

飾ったり保管する場所に気を付けよう

まずフィギュアを置く場所をよく選ぶようにしましょう。フィギュアは紫外線に弱いので直射日光が当たる窓際などには置いてはいけません。同じ理由で電灯の近くに配置するのも止めておきましょう。棚などに飾る時は出来るだけ天井の電気から離して飾るようにすると、紫外線の影響を減らすことができます。

喫煙者の方はフィギュアの飾ってある部屋ではタバコを吸わないように心掛けるのも大切です。ヤニがフィギュアに付着してしまうと嫌な臭いと共に、みるみるうちに黄色くなってしまうので気を付けてください。

極端に乾燥している場所、湿気ている場所での保管もNGです。カビが生えてしまったり劣化の原因になるので、フィギュアを保管する場所の環境には気を配ってください。

特に夏場は窓を閉め切ったりしていると室内の温度が上昇してその熱で変色したり変形してしまいます。室外機の温風や道路に近い場合は自動車の排気ガスなどもフィギュアを劣化させる要因となるので、やはり窓際にフィギュアを飾るのは止めておいた方が無難です。

風通しが良く温度変化の少なくて光があまり当たらない場所がフィギュアを保管するにはベストですよ。

フィギュアケースに入れて保管しよう

フィギュアを保護してくれるフィギュアケースは、綺麗に保管しようと考えているのなら必須です。汚れやホコリからフィギュアを守ってくれ、結果的に色褪せや変色しにくくなります。

フィギュアを移動させる際もフィギュアケースごと移動すれば直接触って手垢をつける心配もありませんし、地震による落下など不慮の事故からもある程度は守ってくれます。

最近では百円均一ショップでもフィギュアケースが売られています。安いものでもあるのとないのではフィギュアの保管状態が大きく変わるので、箱から出して飾る場合は必ずフィギュアケースを用意してあげるようにしてくださいね。

紫外線対策を行おう

フィギュアにとって天敵となる紫外線。光が当たりにくい場所で飾ったり保管するのはもちろんですが、他にも様々な方法で紫外線対策をすることが可能です。

手っ取り早いのが室内の電気をLEDに変えることです。LEDは蛍光灯よりも発せられる紫外線の量がとても少ないので、フィギュアが日焼けして変色しにくくなります。しかしLEDも紫外線は0ではありません、長期間ずっとLEDに当てていた場合は変色する可能性は充分あるので気を付けてくださいね。

小まめに電気を消すのも有効です。フィギュアを保管する部屋の電気はつけっぱなしにはしないで必要なとき以外は消灯しておくようにすると良いでしょう。

窓から差し込む光に対処したい場合は紫外線をある程度遮断してくれるUVカットのフィルムなどを窓に貼ってみましょう。遮光カーテンなども光を弱めてくれるので紫外線を通しにくくなります。

フィギュアを汚れから守ってくれるフィギュアケース。フィギュアを飾るときはフィギュアケースに入れると良いですよね。そんなフィギュアケースの中にはなんとUVカット加工が施されたものもあります。

普通のフィギュアケースでは紫外線はほとんど防ぐことが出来ないので、少し値段は張りますがUVカット加工のフィギュアケースを使用するのも一つの手ですよ。

日差が強い日には欠かせない日焼け止め、特に女性の方にとっては必需品ですよね。なんとフィギュアにも日焼け止めがあるのです。フィギュア用として売られているUVカットスプレーを使えば直接フィギュアに塗布して紫外線対策ができます。

ただ、フィギュアの素材によっては逆にフィギュアに悪影響を及ぼしてしまうこともあります。フィギュア全体に吹きかける前に成分表示や説明をよく読んで、背面など目立たない場所に試してみて問題ないことを確認してから使用するようにしてください。

定期的なメンテナンスを忘れずに

フィギュアは大切に扱って適切な保存状態を意識すればかなり長い間美しい状態を維持することが可能です。ほったらかしにしてしまうと気が付いた時には取り返しがつかないぐらい傷んでしまっていた…なんてことになりがちなので、時折り状態を確認してメンテナンスをしてあげるようにしましょう。

メンテナンスと言っても難しく考える必要はありません。目視でどこか傷んでいる部分がないか確認し、ホコリが積もってきている様であれば柔らかいブラシなどで優しく拭きとり、またケースなり箱の中なりに戻してあげてください。

フィギュアが色褪せたり変色してしまう理由でお話ししたとおり、フィギュアを密封状態でずっと箱の中に入れておくのは少し危険があったりします。

フィギュアは未開封の方が価値が高いですし未開封状態にしておいた方が安全で良いことの方が多いので難しいところですが、もし手放したりする予定が無いのであれば数か月に一度は箱の中から取り出して風通しの良い場所で外気にさらしてあげてください。

自力で修復することはできる?

気を付けていたのに色褪せたり変色してしまったらとてもショック!
何とかして元に戻せればいいんですが、自分で修復できるかどうかは変色の程度によりますね。

もし塗装が落ちていたり色褪せてしまっていた場合は、残念ながら基本的に元に戻すことは出来ません。フィギュアの塗装材そのものが無くなっていたりして元の色が残っていないからです。

直す方法としては新しく塗料を再塗装するしかありませんが、素人がやってしまうと色が合っていなかったり上手く塗装できなかったりして失敗しやすいのであまりおすすめすることは出来ません。

タバコのヤニなどで色が移ってしまって変色している場合は台所にある中性洗剤を利用することで綺麗にすることが出来る可能性があります。

フィギュアを中性洗剤を溶かしたぬるま湯に漬けて優しく洗いましょう。軽度の汚れであれば充分洗い流すことが出来ます。日焼けや色褪せは元に戻すのは再塗装するしかありませんが、汚れがついて変色している程度であれば修復できる可能性は高いので諦めずに綺麗にしてあげましょう。

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